金つなぎ・非日常療法のすべて

自助努力・身の丈サイズの、がん(ほか難病・大病)患者会「がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会」の、”勝ち抜き実践記録”をすべて公開。後に続く病友の治癒と安寧のために…!

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♪So! 「非日常療法」!!!

平成8年の暮れ、厚生省はがんが日常の悪しき生活習慣から芽吹く病であると発表した。そうであるならば、心身を”非日常”の場においてやれば、バランスがとれて健常な方向に向うのではないか? 当時”余命半年”を覚悟していた多重がん患者の私は、この単純明快な発想に満足し、近代医療に対する補完療法として、取り組んでみよう…と考えていた。


けれど何事も、ひとりでは完遂は覚束ない。もともと、人は弱いものなのだ。とりわけ、私は。   なおまた、教科書のない未踏の道を行くのであるから、”非日常の道”を共に歩いてくれる仲間づくりが先決であった。…というより、現実は平成6年11月からスタートした私の闘病コラムの読者たちが集まって、すでに患者会が出来上がっていたのだった。


”皆で渡れば恐くない”というのは、ひとり、信号に限らない。”皆で渡る”という抗がん闘病の道は、なぜか前途に明るい光明が見えるような気がしていた。 そして、この頃からすでに、手紙の末尾に「頑張りましょう、ご一緒に!」と書いていた私は、仲間の絆なくして「金つなぎ・非日常療法」は成り立たないと考えていた。


幸いに、自然発生的に患者会が立ち上げられ、仲間づくりの基盤は整った。あとは、いかにして求心力をつけ、非日常の道を極めるか…


そのために、金つなぎの会は、①病者の哲学(五つの理念)を持つ ②旅をする(人生は旅、停滞の”日常”から旅の”非日常”へ ) ③死生観を養う(梅花、桜花、蛍に托す死生観)④絆づくりを進める⑤媒体を持つ(機関紙、ホームページ)と決めた。


まず、五つの理念を中心に据えることで、何が起こっても揺るがない強い意志を身に着けることを皆で確認しあった。会の行動計画は、旅がテーマで、One Day Trip(日帰り旅行)と名づけた観梅会、観桜会、蛍狩り、紅葉狩りなどを催行することにより、自分なりの死生観を見つけ、生まれてきたことに感謝しつつ、自分らしい終末を迎えられるよう、催しのたびに話し合った。


がんの終末を意識し、話し合い、自分なりに納得する…というきわめて知的な取り組みは、がん患者にとって、一見難しいことのように思えるが、この"非日常”の思考に慣れることで容易に終末期の覚悟が身に着けられる。金つなぎ・非日常療法の最大のテーマは、「終末をいかに生きるか」である、とお分かりいただけるだろうか?          

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  1. 2006/04/12(水) 23:50:39|
  2. 非日常療法とは
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☆乳がん、卵巣がんを相次いで病み、余命半年の病状から生還した多重がん患者

☆がんを明るく前向きに語る金つなぎの会 代表

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